Confirmation

基本データ

作曲年
不詳(1953年頃。あるいは1940年頃との説もある)
作曲
Charlie Parker (1920-1955)

参考音源

Charlie Parker / Now’s The Time (1953)
チャーリー・パーカーによる唯一の公式のスタジオ・セッション。キーはF。
Art Blakey Quintet / A Night At Birdland Vol. 2 (1954)
フロントがクリフォード・ブラウン(tp)とルー・ドナルドソン(as)、ホレス・シルバー(p)にカーリー・ラッセル(b)という豪華メンバーによるライブ盤。キーはF。
Jackie McLean / 4, 5 & 6 (1956)
このイントロはしばしば引用されるが、Blakey(1954)のイントロにも似ている。キーはF。

曲目解説

チャーリー・パーカーの代表曲のひとつ。1953年の録音よりずいぶん前から演奏していたという説もある。

メロディとコード

キーをFとして説明する。

なお、この曲に限らず、バップ期のリフの特徴に装飾音符がある。チャーリー・パーカーの演奏を採譜したオムニブックなどでは、装飾音符を実際の音符(16分音符やその三連符など)に展開して記譜されていることがある。しかし、私は敢えて装飾音符で記譜することを好む。なぜなら、そのほうがメロディの骨格がはっきりして、バップのイディオムをより正確に理解するためにたいへん役立つと考えるからである。

装飾音符はターンを書く人もいるが、私はプラルトリラを用いる。ただし、これで本当によいという確証はないのでどなたかご教示願いたい。

1小節目

この曲のメロディの最初の音はAではない。アウフタクトに8分音符でCの音がある。聞き逃してはならない。

6小節目

Parker(1953)を聞くと、E♭7 D7としている。メロディの2拍目のオモテがB♭であるため、Am7 D7よりも合理的である。

10小節目

この曲はAABA形式である。Parker(1953)では、セクションAの2小節目のうち、最初と最後に関してはEm7(♭5) A7で演奏されているけれども、2回目のAの2小節目、すなわち10小節目に関してはA7で演奏されている。これも恐らくメロディとの整合性を考えた上で意図的に行っていることは明らか。

リズム

この曲は、のちのハードバップ期にありがちな明確なキック’(リズム・セクションの決め)のようなものはない。しかし、リズム・セクション、特にドラマーは、リフと一緒に、あるいはリフの動きを予告するような演奏をしていることに注意すべきである(例えば3小節目やブリッジの前後など)。

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