Day In Day Out

基本データ

作曲年
1937年
作曲
Rube Bloom (1902-1976)
作詞
Johnny Mercer (1909-1976)

参考音源

Horace Silver Trio (1953)
この時期のピアノ・トリオらしい演奏。キーはF。
Billie Holiday / Songs For Distingue Lovers (1957)
ハリー・エディソン、ベン・ウェブスター、ジミー・ラウルズらとの録音。キーはE♭。
Sarah Vaughan / Sassy Swings The Tivoli (1963)
実況盤。バンド全体がエンディングまでスウィングする。キーはF。

曲目解説

構成

この曲の構成は、ジャズ・スタンダードとしてはやや変則的である。8小節単位でセクションに分けると、1コーラスはABACADDの56小節である。なお、セクションBとCはペダルポイントで演奏することがあり、この場合、リズムをラテン風にする録音もある。

メロディとコード

以下、出版されているキーであるCのキーで説明する。

5-6小節目

Cmaj7 Dm7 | D♯dim7 C/E | とする録音が多い。

7-8小節目

Em7 | A7 | としてしまいがちだが、A7はメロディ・ラインにあわない。したがって、Em7 | Am7 | とすべきである(Holiday 1957 や Vaughan 1963 など、私がチェックした音源はすべてそのようになっていた)。

このほか、Em7 | E♭dim7 | という選択肢があり(例えば1959年のフランク・シナトラや1964年のエラ・フィッツジェラルドの録音など)、どちらかといえばこちらのほうが原曲に近いようだ。

15-16小節目

次の17小節目のGmaj7に対してスムーズに進行するために一工夫いるところである。

まず思いつくのが、Gへの「トゥ・ファイブ」であり、Am7 | D7 | としている録音が散見されたほか、Holiday(1953)も、Em7 | Am7 D7 | としている。

また、Silver(1953)やレイ・ブラウン-キャノンボール・アダレイ(1962)は、Cm7 | F7 | としているが、これは、転調先のGから見て、サブドミナント・マイナーからサブドミナント・マイナー代理を経てトニックという進行になっている。フランク・シナトラ(1959年)の Cm7 | Cm7 D7 | もこれに似ているが、ドミナントを経由しているので、Holidayとの折衷案ともいえる。

Vaughan は、7-8小節と同じ Em7 | Am7 | としているのだが、これは17小節目以降をG/D-Dm7というペダル・ポイントにすることで、E-A-Dというベースの動きを作っている。

17-22小節目

Gmaj7 | Dm7 | が繰り返される。ただし、22小節目はD7(あるいはAm7 D7)として、23-24小節目の Dm7 | G7 | につなげている録音も少なからずあった(Vaughan 1963など)。

なお、17-20小節目をGmaj7 | A♭7 | としている録音もわずかながらあった。

33-36小節目

D7 | Fm7 | Em7 | A7 | とする録音が少なくなかった。また、33小節目をAm7(♭5)とするものもあったが、これはD7から変化したものであろう。なお、36小節目はE♭dim7でも構わない。

なお、Silver(1953)は、D7 | Dm7 G7 | Cmaj7 F7 | Em7 A7 | としている。

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