Good Bait

基本データ

作曲年
1945年?
作曲
Tadd Dameron (1917-1965)
Count Basie (1904-1984)

参考音源

Dizzy Gillespie and His Big Band (1947?)
ディジー・ガレスピー楽団による演奏。なお、ガレスピーが1945年に小編成で録音したテイクが、この曲のもっとも古い録音とされている。キーはB♭。
Fats Navaro Featured with the Tadd Dameron Quintet (1948)
タッド・ダメロン自身が演奏している録音では比較的古いもの。キーはB♭。
John Coltrane / Soultrane (1958)
タッド・ダメロンとも共演したジョン・コルトレーンの名盤。ただしこのアルバムのピアノはレッド・ガーランド。キーはB♭。

曲目解説

ピアニストで作編曲家のタッド・ダメロンが1945年に作曲したとされ、共同作曲者としてカウント・ベイシーがクレジットされることがあるが、作曲年代には諸説あり、また共同作曲者としてディジー・ガレスピーがクレジットされることもあるようだ。ダメロンは、1940年頃にカウント・ベイシー楽団にアレンジを提供しており、またこの曲はディジー・ガレスピー楽団のための編曲もあるようで、さまざまな証言があるようだ。

比較的多くのミュージシャンがカヴァーしている。

構成

いわゆるAABA形式で1コーラス32小節で、セクションB(ブリッジ、いわゆるサビ)は、メロディ、コードともにセクションAを完全4度上に移調したものになっている。

メロディとコード

以下、キーをB♭として説明する。

1-4小節目

コード進行は、いわゆるイチロクニゴの繰り返し(もしくはイチロクニゴ・サンロクニゴ)であるが、特に2小節目でメロディとの関係に注意を払う必要がある。

2小節目後半のメロディはコードF7に対して♭13・コードトーンの7(♭7)・♭9・♯9(♭10)となっている。よって、一般にここはF7altとなるが、E♭mで演奏することもできる(Gillespie1947?の録音はそのようにきこえる)。

5-8小節目

ここもお決まりのコード進行である。

一般にこのようなコード進行の場合5-7小節目は、ベースがB ♭-D-E♭-E(-F)と上行する場合と、B♭-A♭-G-G♭(-F)と下行するケースがあり、コード進行は、前者の場合B♭maj7-B♭7-E♭maj7-Edim(-B♭/F)、後者の場合B♭maj7-B♭7-E♭maj7-E♭m(-B♭/F)と3つめが異なる(本筋とは関係ないが1つめがB♭7だったり3つめがE♭7になるなどのバリエーションがある)。

この曲の場合、7小節目後半のメロディがB♭-D-F-E♭という動きをしているため、厳密に前者のコード進行ではメロディと衝突する。実際、多くの録音で後者の進行を採用している(ただし、時代を下るに連れてベースの動きは必ずしも常套句的ではなくなってくる)。

なお、7小節目の後半をE♭mの代理コードであるA♭7で演奏することもできる(Gillespie1947?の録音はそのようにきこえる)。

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