Witchcraft

基本データ

作曲年
1957年
作曲
Cy Coleman (1929-2004)
作詞
Carolyn Leigh (1926-1983)

参考音源

Frank Sinatra (1957)
もとシングル盤。コンピレーション・アルバムに収められている。キーはF。
Oscar Peterson / A Jazz Portrait of Frank Sinatra (1959)
ピーターソンのシナトラ集。キーはF。
Bill Evans / Portrait In Jazz (1959)
ラファロ、モチアンとのトリオによる名盤。キーはF。

曲目解説

ジャズ・スタンダード形成の過程を調べていると、フランク・シナトラの影響がとても大きいことがわかる。この曲もフランク・シナトラがキャピトル・レコードに録音した。大ヒットした映画やミュージカルの主題歌や挿入歌ほどではないものの、ジャズ・ミュージシャンによってカヴァーされている。

メロディとコード

キーをFとして説明する。

1-7小節目

あえて小節線を省略して書くと、Fmaj7-A♭dim-Gm7-C7-Fmaj7となっている。

繰り返しになるが、この曲に限らず、アマチュアの大部分の一部の自称プロミュージシャンは、A♭dim(♭IIIdim)を勝手にD7(VI7)やDm7(VIm7)などに変えて演奏する人がいるけれど、台無しなのでやめて欲しい。とくにA♭dimでソロをしようとしているのにピアノやギターにD7なんて弾かれたら目も当てられない。はっきり言って迷惑である。

確かに初心者にとってディミニッシュ・コードやディミニッシュ・スケールが難しいことは、私もそれなりに苦労したからよく分かっているつもり。だからすぐにできなくても仕方ない部分はあると思う。焦らなくてもよいので少しずつ耳と手を目を使って繰り返し練習を積んでいくしかない。

9-12小節目

B♭maj7 | % | E♭7 | % | である。9-10小節目は、サブドミナント・メジャー。そして、11-12はサブドミナント・マイナー(B♭m)代理でありながら次のA♭へのドミナントにもなっている。

19-20小節目

Gm7 (C7)やそのバリエーションで演奏することが多いだろうけれど、Peterson(1959)はB♭7としている。

25-28小節目

Am(これは転調とみなしてよいと思う)の典型的なクリシェになっている。29小節目以降のGmでもそれを踏まえてハーモナイズされることが多い。

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